2019.10.7 知識
体毛のレーザー脱毛は未成年男性でも大丈夫? 注意点は?
男性のムダ毛お悩みは、今や中学生や高校生の間にも広がっています。親世代の少年時代であれば「男は毛深くて当たり前」と認識されていましたが、現代では毛深さは「不潔なもの」という形で嫌われる傾向が強く、これが対人関係で問題をもたらすこともあります。未成年男性(男子)の体毛のお悩みについて、医療機関(クリニック)の立場から解決手段と注意点をご案内いたします。
未成年者の美意識は性別を問わず高まっている!?
マスコミの報道やニュースなどを見ていると、「小学校高学年の少女が脱毛施術を受ける時代!?」と紹介されるようなことがあります。当院は男性専用の脱毛クリニックですので小学生の少女が親御さまと一緒にご来院になるようなことはありません。しかし、小学校高学年の少年の親御さまから脱毛施術についてご相談を受けるケースはあります。
メディアなどでも紹介されているように、「清潔感」が過度に重視される時代にあっては「毛深さ」はいじめやからかいの対象になってしまうケースもあります。子どもたちの「体毛(毛深さ)のお悩み」は今や軽んじるべきものではなく、真摯に向き合い慎重に対応していく必要があると言えるでしょう。
当院は保護者さまからのご相談についても「無料カウンセリング」の中で対応いたしますので、不安をお持ちの際は遠慮なくご来院ください(当コラム最下部にご予約のリンクがあります)。
未成年男性(男子)の医療脱毛の可否は?
「脱毛施術の可否」自体については、未成年であっても問題なく実施できます。ただし、未成年者の場合には本人の決断や判断がまだまだ不十分だと評価される傾向にありますので、やはり保護者さまの同意が必要になってきます。
未成年患者さまのレーザー脱毛施術実施の前提条件
大前提として親御さまの同意や理解が必要になります。当院の場合は、専用の「親権者同意書」をご提示いただいております。自分が未成年で「どうしても今脱毛施術を受けたい…」と悩んでいる場合は一度しっかりとご両親に相談してみてください。
未成年男性の「医療脱毛」実施条件
● 保護者から同意が得られていることを証明できる「親権者同意書」のご提出
保護者同伴で「無料カウンセリング」にお越しいただくという形でも構いません。「どうするのがベストなのか?」を真剣に考える場にもなりますし、専門家としてアドバイスさせていただくことも可能です。当院は医療機関(クリニック)ですので、エステティックサロンのような強引な勧誘はございません。信頼いただきお気軽にご相談にいらしてください。
未成年男性のレーザー脱毛施術で注意したいこと
未成年者の場合、「親権者同意書」をご提示いただければ一般患者さまと同様に施術を実施できます。ただし、施術可否とは別の要素として「ムダ毛の発現リスク」に関して注意していただきたいことがあります。
第二次性徴期を終えていないと「ムダ毛の発現リスク」が残る
レーザー脱毛施術では、いわゆる「永久脱毛」が可能です。この永久性については「脱毛効果が永遠に持続する」という意味ではなく、「複数回の施術を実施した場合に概ね7割程度は脱毛状態がキープされるだろう」というものです。
参照)永久脱毛の意味 “脱毛後の再生率”で捉える脱毛効果
一般的には、3回以上の同部位施術を実施すると、破壊できた毛根組織は7割程度そのままの状態を持続しますが、未成年者の場合はこの水準の脱毛効果に達しない可能性が高くなってしまいます。これは、まだまだ毛深さのベースが出来上がっていない可能性が残されているためです。
特に体毛やヒゲは「男性ホルモン」の影響を強く受けて発現しますので、第二次性徴期の過渡期にある段階では脱毛施術の完了後であっても「まだ毛を生やしたことのない毛穴」から新たな体毛が発現してしまう可能性が残されてしまうのです。
厳密には、毛根組織を破壊し終えた箇所では脱毛効果がしっかりと持続しますが、芽生えていない状態の毛穴の発毛能力までは破壊できません。このため、見た目の上では「ムダ毛がまた再生されてしまった…」というような結果に陥るケースが考えられるのです。
「身長の伸びがストップしているかどうか?」が一つの目安
「もう第二次性徴期が終わっているかどうか?」については、一概に年齢では判断できません。一般的に男子の第二次性徴期は10歳~14歳頃に始まり、概ね18歳前後まで続くと言われますが、人によっては20歳を超えてもまだ身体の成長が持続しているケースもあります。つまり、同年代の友達が第二次性徴期を終えているからと言って、自分にもそれが当てはまるとは限らないのです。
一つの目安としては、「身長の伸び」である程度の傾向を捉えられます。
たとえば、現在19歳で175cmの男性が「もう去年から身長が伸びていない…」ということであれば、脱毛施術を受けた場合にも別の毛穴から新たなムダ毛が生えてくる可能性は低くなるでしょう。ただし、この場合も相対的な可能性に過ぎませんので、若年者であればあるほど「まだ新たに毛が生えてくる可能性が残っている…」という点を踏まえて施術をご検討いただく必要があります。
未成年者の脱毛であっても「悩みの解決手段」としては優秀!
「施術を終えてもまだ生えてきてしまう可能性がある…」と聞くと、施術の実施に躊躇してしまうかもしれません。しかしながら「複数回のレーザー脱毛施術」を実施すれば、今見えているムダ毛についてはある程度しっかりとした清潔感を取り込めます。仮に後から新たなムダ毛が芽生えてしまったというケースでも、今お持ちである「毛深さというお悩み」自体は解消していただけるのではないでしょうか。
毛深さが内向的な傾向を生むくらいなら、早めのケアが正解!
毛深さが内向的な傾向を生み、人間関係の広がりを阻害してしまうのであれば、その要因を早めに封じておくのは「行き過ぎたケア」とは言い切れないと当院は考えます。もしも「また生えてきてしまった…」という結果に至っても、後からご本人さま自身が「ご自分のお金で残りのムダ毛を駆除する」という選択肢も残されます。その際には当然施術回数も少なくなりますので、未成年者の脱毛施術が無駄になってしまうわけではありません。
「今お持ちのお悩み」に対して「今できる解決策」としてご検討いただくのはむしろ正解だと言えるのではないでしょうか。
「無料カウンセリング」はこちらから♪
既にご紹介したように、当院は保護者同伴での「無料カウンセリング」にも対応しています。家の中ではなかなか真面目に話せないというケースでも、当院の「無料カウンセリング」にお越しいただければ「話し合いの場」を冷静かつ適切に確保することが可能です。
ご希望の場合は直接お電話いただくか、以下のリンク先からお手続きください。皆さまのお越しをスタッフ一同お待ちしております。